昨年に引き続き、公立高校にて授業をしてきました。
通常の授業では学べない、犬と人の共生の歴史と、人社会が起こす社会課題がテーマ。
1限目は、犬との関わりから見た人の歴史と健康、本当の意味でのコミュニティ、そして進路の選択肢を増やす事について。
2限目は、殺処分から考える、人が起こす社会課題と、課題解決の表面的活動とその裏側で起こる歪み、そして社会や個人の課題は様々なフェーズが絡み合って存在しているので一つの視点に捉われないという事を記憶に残る様にコマ送り式の画像にして一緒に考えました。
最後に今進めているアニマルバトン活動の話と共に「問い紙」として、
①大災害が起こって、生活用品以外に何か1つ持っていけるとしたら何を持っていくか。
②お父さんが亡くなったら、何を形見(かたみ)にするか。
③お母さんが亡くなったら、何を形見(かたみ)にするか。
④自分が亡くなったら、何を形見(かたみ)にして欲しいか。
を書いて貰いました。
この「問い紙」を作った僕ですら、50年の人生でそんな事を考えた事はなく、生徒さん達も真剣に頭を捻っていました。
その「問い紙」は生徒さんから回収せず、大切に持って帰ってください、いつか見返す時が来ると伝えました。
そして、アニマルバトン活動は、皆さんが今「問い紙」に書いたものを、ペットを亡くした飼い主さんからレインボーアイテムとして託されているのだという事も。
皆なかなかの眼力で聞いていて、途中質問が多くありました。
課題多き社会に出ていく生徒さん達に、少しでも世の中の表裏の両側面を見る力を持って貰いたい。
今日の授業を人生の様々なフェーズで思い出してくれれば幸いかな。
本日、後藤吹田市長にRe:Bornアニマルバトン活動の話をしてきました。
①ペットが亡くなった際に遺されるフードやペット用品、ペットセレモニー会社に備えられるお供物、これらは飼い主の想いや思い出があるにも関わらず、いずれ大量廃棄されます。
このレインボーアイテムと呼んでいる、注目される事のなかった家庭系ペットロストアイテムをアニマルバトンで集めて、連携する動物愛護管理センターや保護団体からペットを譲り受けた飼い主やペット共生被災者等に寄付をし終生飼養を伴奏支援する。
②年間6000〜18000トンと言われる事業系ペットフードロス品を税金では確保できないPPP(官民連携)型のペット防災備蓄品にする。
備蓄拠点は市内のペット事業者の会社や店舗のほんの一角。
それをもってその地域を全国に先駆けてペット防災先進都市とする。
その②には行政との連携が不可欠です。
後藤市長からは、これだけの種類のペットロスト品が集まるのであれば、種類分けをして、もっと色々な場所で役立つのではとのご意見を頂きました。
既におおさかECO動物海洋専門学校、大阪府動物愛護管理センターとの連携も始まっており、産学官民連携の新たな循環型ペット社会課題解決を進めていきます!
11/9(土)10(日)には大阪府の服部緑地にてアニマルバトン活動の認知を兼ねたイベント『Re:Bornアニマルバトンフェスタ2024』を開催し、18500人と動物5700頭の来場がありました!
また100に近いご家庭の方がイベント会場にレインボーアイテムを持参しアニマルバトンに託して下さいました。
アニマルバトン活動が確実に広がってきています。
『Re:Bornアニマルバトンフェスタ2024』
2日間の来場者数18500人、動物5700頭の大きなイベントとなりました!
「出会い」「暮らし」「シニア」「レインボー(お別れ)」「アニマルバトン(次の命につなぐ)」「学校・行政」「キッチンカー」の7つのエリアで楽しみながらも命の大切さを再確認するイベント。
アニマルバトン活動の認知を目指し、春に開催を決め、賛同して集まってくれた大切な方々と日々準備を進めてきました。
天候も快晴で本当に笑顔溢れるイベントになりました。
レインボーアイテムも93ものご家族が会場に持って来られ、2トントラックは初日に一旦降ろさないと積めない程になり、この活動の意義と責任の重さをあらためて考えさせられました。
たくさんの方々が会場に来て下さいました。
体が一つでご対応できなかった方々も多くおられましたが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
アニマルバトンは今後本活動に入ります。
引き続き宜しくお願い致します!
『Re:bornアニマルバトンフェスタ2024』
11/9(土)10(日) at服部緑地
初開催にして、おそらく来場者数千人規模になるであろう、
『Re:bornアニマルバトンフェスタ2024』まであと10日。
アニバトスタッフと日々MTGと設営の準備を進めています!
出展者数70超え。
ECO動物海洋専門学校の生徒さんがアニマルバトン活動を捉えて自ら考えたブースもあります。
先日は豊中市内全ての小学校の生徒さん23000人に豊中市からもイベントチラシが配られました!
当日は豊中市長他、議員さん、行政の方も来られるとの事です。
新聞、CATV等のメディアも入ります。
イベントで集めた家庭系レインボーアイテム(ペットロスト品、ペット不用品)は、能登半島のペット共生被災者に届けに行きます。
ぜひお越し下さい!
【当日ボランティアスタッフを募集しております】
テントの設営や誘導、会場見回りなどの当日運営を手伝って頂ける方、ご連絡下さい!